産科・婦人科・不妊治療を1つのクリニックで

不妊治療施設の
選び方

不妊治療の病院・クリニック選びは、数字や評判だけで決めるものではありません。診療範囲、 ホルモン検査・超音波検査・卵管の検査などの目的、男性側の診療、通院と費用、説明の分かりやすさを確かめ、 自分たちが納得して相談できる施設を選びましょう。

  • 診療範囲
  • 検査の説明
  • 通いやすさ
このページは一般的な確認ポイントをご案内するものです。検査・治療の必要性は、年齢や検査結果、 これまでの経過などによって異なります。

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まず確かめたい
3つのこと

施設の規模や知名度よりも、今の自分たちに必要な診療が受けられ、説明に納得でき、 通い続けられることが大切です。

01

必要な診療につながるか

検査から一般不妊治療、生殖補助医療まで、必要に応じた選択肢と紹介体制を確認します。

02

説明して一緒に決めるか

目的、時期、結果、次の選択肢、費用や負担を、質問できる言葉で説明してくれるかを見ます。

03

無理なく通い続けられるか

通院回数、予約方法、診療時間、急な受診への対応を、生活や仕事と照らして考えます。

SEVEN CHECKPOINTS

自分たちに合う施設を考える
7つの視点

初診前にすべてを判断できなくても構いません。ウェブサイトで分からないことは、受診時に質問しながら、説明の内容や相談しやすさを確かめてください。

01診療範囲

今必要な治療と、その先の選択肢があるか

タイミング法や人工授精などの一般不妊治療と、体外受精・顕微授精などの生殖補助医療では、必要な設備や体制が異なります。

聞いてみる:今の段階では何を優先し、必要になった場合はどこまで同じ施設で相談できますか?

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02検査計画

必要な検査・時期・結果の意味を説明してくれるか

同じ検査でも、行う時期や目的によって得られる情報が異なります。「一式」ではなく、自分たちに必要な理由と、結果が治療方針にどうつながるかを確認します。

聞いてみる:この検査で何を確かめ、結果によって次の選択肢はどう変わりますか?

検査の見方へ
03意思決定

利益だけでなく、負担・リスク・代替案も聞けるか

治療を提案されたときは、期待できることだけでなく、身体的・時間的・経済的な負担、主なリスク、治療しない場合や別の方法も含めて説明を受けます。

聞いてみる:ほかに選べる方法はありますか? 考える時間をとることはできますか?

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04ふたりの診療

女性側・男性側の両方から考えてくれるか

不妊の原因は一方だけにあるとは限りません。検査や説明をどのように二人で受けられるか、必要に応じて泌尿器科などへ紹介できるかを確認します。

聞いてみる:二人で受診できますか? 男性側の検査や紹介はどのように進めますか?

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05安全・連携

安全管理と、必要時の連携先が分かるか

採卵や麻酔、胚・精子・卵子の取り扱いを伴う場合は、担当体制、本人確認、保存管理、緊急時対応について説明を受けられるかが確認点です。

聞いてみる:処置後に体調が変わったときは、いつ・どこへ連絡すればよいですか?

体外受精の流れを見る
06継続した相談

婦人科の健康や、妊娠後のことも相談できるか

治療中に見つかった婦人科疾患への対応、妊娠が分かった後の受診先や連携方法など、治療の前後を含めた見通しも確認しておくと安心です。

聞いてみる:婦人科の治療が必要な場合や、妊娠後はどのようにつながりますか?

婦人科の案内を見る
07通いやすさ

生活・仕事と両立できる通院方法か

不妊治療では、月経周期や検査結果に合わせて来院日が決まることがあります。診療時間だけでなく、予約変更、待ち時間、オンラインで確認できる情報も確かめます。

聞いてみる:月に何回ほど、どの時間帯に通う可能性がありますか?

診療案内を見る

ABOUT EXAMINATIONS

検査を比べるときの
7つの判断材料

検査名だけでなく、目的・受ける時期・結果から分かることと分からないこと・次の判断まで、きちんと説明を受けられるかがポイントです。

1何を調べるか2いつ・どの条件で受けるか3何が分からないか4結果で次がどう変わるか
01

下垂体・卵巣に関係するホルモン検査

FSH・LH・プロラクチンなど

何を調べる?排卵や卵胞発育に関わるホルモンの状態を把握し、月経の状況や超音波所見などと合わせて検査・治療計画を考える材料にします。

時期と結果の見方
時期・条件
FSHやLHなどは月経周期で値が変わるため、採血する時期の指定があることがあります。服薬や授乳など、結果に影響する可能性がある情報も伝えます。
結果の限界
数値一つだけで「妊娠できる・できない」や卵子の質を判断する検査ではありません。AMHも卵巣予備能を推測する指標の一つで、卵子の質を示すものではありません。

施設へ確認することどのホルモンを、周期の何日目に、何を判断するために測りますか?

02

ヒューナーテスト(性交後試験)

子宮頸管粘液と運動精子の確認

何を調べる?排卵期に近い時期の性交後、子宮頸管粘液の中に運動する精子が確認できるかを見る検査です。現在の診療での位置づけや実施方法は施設・状況により異なります。

時期と結果の見方
時期・条件
排卵時期や性交から診察までの時間、頸管粘液の状態などで結果が変わり得るため、予約条件を具体的に確認します。
結果の限界
一度の結果だけで不妊原因を確定する検査ではありません。結果が良くなかった場合に、再検査・精液検査・別の評価へどうつなげるかまで聞きます。

施設へ確認すること私たちにこの検査を行う目的と、結果ごとの次の対応を教えてください。

03

経腟超音波検査

子宮・卵巣・卵胞・子宮内膜の観察

何を調べる?子宮や卵巣の形態を確認し、必要に応じて卵胞の発育、子宮内膜の厚さ、子宮筋腫・卵巣病変などを観察します。

時期と結果の見方
時期・条件
初診時だけでなく、月経周期や治療内容に合わせて複数回行う場合があります。「今回は何を見る検査か」をその都度確認すると理解しやすくなります。
結果の限界
超音波だけでは確定できない病変もあり、疑いがあるときはMRI、子宮鏡、腹腔鏡など別の検査が検討されることがあります。

施設へ確認すること今日の画像で確認できたことと、追加検査が必要になる条件を教えてください。

04

前周期の遺残卵胞・卵巣嚢胞の確認

治療開始前の基準となる状態の確認

何を調べる?必要に応じて月経周期の早い時期に卵巣を観察し、前周期から残った卵胞や、もともと見えている嚢胞の有無・大きさを確認します。

時期と結果の見方
時期・条件
確認の必要性や時期は、自然周期か排卵誘発を行うか、過去の画像所見や治療歴などで異なります。
結果の限界
所見があるだけで直ちに異常や治療中止を意味するわけではありません。前回との比較と、その周期の治療を進めるかどうかの判断理由が重要です。

施設へ確認すること前回の画像と比べて変化はありますか? 今周期の計画に影響しますか?

05

排卵の確認

卵胞の変化とホルモン所見の組み合わせ

何を調べる?卵胞の発育や排卵後の変化を、超音波検査や必要に応じたホルモン検査などで確認し、タイミングや治療計画に役立てます。

時期と結果の見方
時期・条件
確認方法と回数は、月経周期、治療法、これまでの経過によって異なります。基礎体温は参考情報の一つですが、排卵日を確実に予測するものではありません。
結果の限界
すべての方に毎周期同じ確認が必要とは限りません。黄体化非破裂卵胞(LUF)などが疑われる場合も、経過と検査所見を合わせて判断します。

施設へ確認すること今周期は排卵を何で確認し、その結果を次周期の計画にどう反映しますか?

06

子宮卵管造影検査(HSG)

卵管の通りと子宮内腔の形の評価

何を調べる?造影剤を使い、卵管が通っているか、子宮内腔の形に気になる所見がないかを調べます。不妊原因を考えるための情報の一つです。

時期と結果の見方
時期・条件
一般に妊娠の可能性がない時期を選んで行います。実施前には妊娠可能性、感染症、造影剤へのアレルギー、甲状腺疾患など、施設から指定された事項を確認します。
結果の限界
痛みや感染などの負担・リスクがあり、検査だけで卵管周囲の状態をすべて確定できるわけではありません。検査方法、痛みへの対応、代替検査を事前に聞きます。

施設へ確認することこの検査で分かる範囲、主な負担・リスク、痛みへの対応を教えてください。

07

クラミジア検査

現在の感染と過去の感染歴を分けて考える

何を調べる?核酸増幅検査などは現在の感染を調べるために用いられ、血液の抗体検査は過去の感染を検討する材料になるなど、方法によって意味が異なります。

時期と結果の見方
時期・条件
検体の種類や検査目的を確認し、現在の感染が見つかった場合は治療、パートナーの検査・治療、再確認について医師の指示を受けます。
結果の限界
陰性・陽性の一結果だけで、卵管への影響の有無を確定できるとは限りません。既往歴や子宮卵管造影など、ほかの情報と合わせて判断します。

施設へ確認すること今回の検査は現在の感染と過去の感染のどちらを調べ、結果をどう解釈しますか?

結果は「正常/異常」だけで受け取らない

一つの検査だけで原因や治療法が決まるとは限りません。今回の結果から何が分かり、何はまだ分からないのか、次に何を見て判断するのかを担当医に確認してください。

READING RESULTS

治療成績は
数字だけで比べない

同じ「妊娠率」でも、対象や計算方法が違えば意味は変わります。比較するときは、少なくとも次の5点を揃えて見ます。

当院の治療成績ページを見る
  1. 01
    誰を対象にした数字か

    年齢、治療歴、疾患などの患者背景。

  2. 02
    何を分母にしたか

    治療開始、採卵、移植、患者数など。

  3. 03
    どの治療法か

    体外受精、顕微授精、新鮮胚・凍結融解胚など。

  4. 04
    どこを到達点にしたか

    妊娠反応、臨床妊娠、継続妊娠、出生など。

  5. 05
    いつの集計か

    集計期間、症例数、複数回治療の扱い。

数字の高低だけで、治療の質や自分の妊娠可能性を判断することはできません。自分と近い条件での見方を、診察時に確認してください。

CONSULTATION CHECKLIST

初診・相談で使える
質問チェック

気になる項目にチェックを入れて、診察時にお見せください(印刷してお持ちいただいても構いません)。聞きたいことだけで十分です。

手元にあると相談しやすいもの

健康保険証(マイナ保険証、またはお持ちでない方は資格確認書) / 予診票(当院サイトからダウンロードし、記入のうえ持参) / 基礎体温や月経日の記録 / 過去の検査結果 / 服用中の薬・サプリメント / これまでの治療内容と時期 / 聞きたいことのメモ

NEXT STEP

迷ったときは
「相談してから決める」

ウェブサイトだけで自分に合うかを決めきるのは難しいものです。まず現在の困りごとを伝え、説明を聞いたうえで判断してください。

01

情報を集める

診療範囲、費用、予約、通院の目安を確認します。

02

初診で相談する

今までの経過と希望を伝え、検査計画を聞きます。

03

説明を持ち帰る

分からない言葉や選択肢を書き留め、二人で考えます。

04

納得して選ぶ

急がず、必要に応じて別の意見も聞いて決めます。

QUESTIONS

よくある
ご質問

一般的な考え方です。個別の判断は診察時にご相談ください。

自宅から近い施設と、専門的な施設のどちらを選べばよいですか?

現在必要な診療を受けられることと、継続して通えることの両方が大切です。まず相談し、必要な検査や治療の範囲、紹介・連携の方法、通院頻度を確認しておくと安心です。

紹介されている検査は、すべて受ける必要がありますか?

すべての方に同じ検査が必要とは限りません。年齢、月経周期、既往歴、これまでの治療、男性側の状況などにより異なります。「何を確かめる検査か」「結果で方針がどう変わるか」を医師に確認してください。

治療成績が高い施設を選べばよいですか?

数字だけの単純比較はできません。対象年齢、治療法、分母、妊娠・出産などの評価時点、集計期間が異なるためです。同じ条件の数字かを確かめ、説明や安全体制、通いやすさも合わせて判断します。

相談したあとに、別の施設を検討してもよいですか?

治療方針を理解して納得するために、別の医師の意見を聞くことも選択肢です。検査結果や治療歴を整理し、紹介状やデータの受け取り方を確認しておくと相談しやすくなります。

REFERENCES & EDITORIAL POLICY

参考情報と
ページの考え方

本文は、検査を一律に推奨せず、施設の優劣も断定しない患者向け情報として構成しています。個別の検査・治療は、年齢、既往歴、月経周期、これまでの経過、二人の希望によって異なります。

情報確認日:2026年8月24日 公開前に医療内容・診療体制の院内確認を行ってください。

CONTACT

たまご(卵子)から
ゆりかご(産後)まで

妊娠を考えはじめた時期から産後まで、産科・婦人科・不妊治療を1つのクリニックでご相談いただけます。「何から相談すればよいか分からない」という段階でもかまいません。現在の状況を伺い、必要な検査や選択肢を一緒に整理します。

代表電話/初診予約075-571-0226

月・水・金 9:00〜20:30
火・木・土 9:00〜17:00
日・祝 9:30〜12:30

培養室・検査室(直通)075-571-3075

平日 8:30〜17:00
日・祝 8:30〜16:00

診療時間・受付方法は変更されることがあります。予約前に公式サイトの最新情報をご確認ください。